Essay

202506.07
3:oo.PM
Current私の作品ではある時ある場所での「流れ」を利用して体験を導き出す。

その「流れ」に逆らったり紛れたりしながらインスレーションを挿入してく。


2025July        
身体的な    
身体と意識が接続しているときは、

身体も意識も存在していない気がする。

その空っぽの状態が面白い。


June
意識の体験    
現実という現実感のない空間で、
 
現実味を帯びるという非現実的な体験。
 
現実を体験するということが意識の体験であり、
 
それが時間という感覚なのか?


美術館という場所
美術館はアートを体験する場所ではない、鑑賞する場所だ。

歴史を対象物として鑑賞する場所。

そこに僕の目指す体験はない。


茶碗という「こと」
僕は茶碗という「もの」については一切興味がない。

茶碗という「こと」において興味を持っている。

茶碗を手に取ると、そこに時間が生まれる。

掌と茶碗の境界線が溶け出し、

僕は僕という形を失っていく。


April
Layer 1

MarchMorning Shower

Art as an Experience


2024June I am becoming. RISD MFA Thesis

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